過去の展示レポート
中島法晃 ~芸術家のオートエスノグラフィー~展

中島法晃 ~芸術家のオートエスノグラフィー~展 2016.2.1~2.13

CONCEPT・WORKS

人類学の分析手法であるオートエスノグラフィーによって中島氏は自らを分析・考察し、名古屋大学大学院において論文を執筆。和紙に出力されたその論文を素材として制作したインスタレーション作品を展示することで、ひとつの研究が完結する。
 「芸術家は、言語化することができない自己の主張を「色」「線」「形」によって表象している。理論ではなく、本来その造形に魅せられてきたからこそ継続して表現を探求することができているのではないだろうか。」と中島氏は語る。
 美術作品を理論化して伝えることが重要視されている現代美術の世界において、中島氏はその理論を閉じ込めた紙切れを、ひとつの素材として使用し、単なるモノクロの「模様」「形」に置き換えた。現代美術の一つの側面であり、アンチテーゼでもある本展覧会をご堪能下さい

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