過去の展示レポート
島紀行の10年 武井好之展

島紀行の10年 武井好之展 2015.5.12~5.24

CONCEPT・WORKS

東京沖縄を往復しながら、10年の長い年月に渡り、まさしく「島紀行」を続ける武井氏。そのはじまりは、偶然、飛行機から見た沖縄の海岸線の複雑な構造と波形にインスパイアされたことからはじまりました。独特の風土や文化を持つ沖縄を抽象に流れず具象に落ちないぎりぎりの形でキャンバスに表す日本画家。旅人であるからこそ見えてくる客観性がそこにはあります。作家が描く「自然に呑み込まれた」かのように見える沖縄の人や物、また、絵に常に介在させる「青」の意味を探ると、沖縄をつくりあげられた概念から解き放とうとしているようにも見えます。「島紀行」は銀座の柴田悦子画廊の協力のもと、長い年月をかけて育てられた作品群です。5月12日からの展示では、作家と沖縄の10年を振り返ります。作品点数約35点。

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