過去の展示レポート
西谷拓磨 「両忘」展

西谷拓磨 「両忘」展 2016.11.24~12.10

CONCEPT・WORKS

西谷氏は、様々な生き物をモチーフに、ユニークな画面を作り上げる作家です。モチーフである動物達の生命感を表現するかのような躍動感あふれる線と、独特のマチエールが大きな魅力です。
「この十数年、主に動物をモチーフに作品を制作しています。でもなぜ動物を描き続けるのかを考えると自分でもよく分からなくなってしまいます。一つ分かっていることは動物を描くことで画面に調子が生まれ、作品に引き込まれるということです。
それは道端でゴミを漁っているカラスと目が合い、一瞬「時」が止まったように感じたり、自然の中で生きていることを再認識させられたりするときのような、日常ともう一つ別の世界があることを感じる瞬間に似ていると思います。
そして「こちら」と「あちら」の「間」に私は興味があるのです。「間」には「こちら」と「あちら」の両方が必要となります。
日常と非日常、生と死、白と黒、絵具を盛るという技法により表れる線と面など。相対するものをぶつけることで画面に様々な「間」を産み出せればと思います。「両忘」とは善と悪、白か黒かなど全ての対立するもの、相対するものの概念を忘れ去った境地を表す禅語です。私が作品を通してやりたいことに近いと思い展覧会名にしてみました。」と西谷氏は語っています。
 西谷氏ならではの禅の境地、「両忘」をお楽しみいただける展覧会になっております。

開場時間:11:00~19:00(最終日は17:00まで) 日曜・祝日休廊
作家HP:http://www.eyeball248.com/

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