過去の展示レポート
「光」と「対」を表現 山崎大寿 個展 ‐position‐

「光」と「対」を表現 山崎大寿 個展 ‐position‐ 2017.3.7~3.18

CONCEPT・WORKS

今回の展示は「光」と「対」を表現した作品で構成いたします。
作者はこれまで、美術館に飾られている絵画の内容ではなく、表面に映る展示場内の照明などをヒントに、絵画の表面の光沢だけを抽出し、絵画の画面を光沢のみで構成した作品<光沢のある黒>(2013)を制作しました。
さらに、光沢のある作品を作る上で重要であった「光」という物質を作品化するため、金属の板や金属のキャンバスを用いた作品を展開、表面を削り錯綜しながら反射するオプティカルな作品も制作しています。
また二つの対となる作品を三つ組み合わせた<計>(2014)では炭、木材、銅板、アルミ板など様々な素材を使用して制作を行っています。
この世界に存在する「対」による関係は数多く存在しており、作者にとって重要であり、近年では石膏や錆、移動させた痕跡をも対にした作品を展開しています。
「光」、「対」は写真館で生まれた作者にとって身近であった光を取り入れるネガ、そしてそのネガを使った印画紙による写真が対あるように、とても密接に関係しており、自身を取り巻く環境に基づく制作であるといえます。
[Position]とは、作者の命が社会の中で小さくとも存在する位置を示す、という意味も内包しています。

開場時間:11:00〜19:00(最終日は17:00まで) 

BACK