今後の展示会
額賀苑子 「紗のむこう」

額賀苑子 「紗のむこう」 2019.11.19~12.4

CONCEPT・WORKS

この度、Hideharu Fukaskaku Gallery Roppongi では、彫刻家 額賀苑子氏の個展「紗のむこう」を開催致します。

 額賀氏はテラコッタを用いた人体表現を追求しています。本展開催にあたり、作家は次のようにコメントしています。
「自分の身体と世界のあわいを時々ひどく曖昧に感じる。  
 指先が伸びるような感覚  
 寝起きに部屋がとても広く感じる 
 雨粒を浴びる屋根と布団の中で仰向けの額が同じように水を弾く
 自分が見ている景色が誰かの記憶のような気がする
 知覚はあやふやな形のまま、体からにじみ出し不定形な世界を形づくる。
 水面の向こうのような心許ない景色。」と。

 額賀氏は人として生きていく上で抱えざるを得ない矛盾やズレへと向かう表現を人体という古典的、かつ普遍的なモチーフを用いて探求しています。あえて歪ませ、不自然な形で制作することで鑑賞者に不安・不思議な感覚をもたらし、正面を探させ、細部へと促されていきます。テラコッタ・陶独自の美しい質感と額賀氏ならではの人体を通して世界に向ける眼差しが感じられる作品を是非ご高覧いただければ幸いです。

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