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審査なしで即日融資は可能?借りる方法のまとめ

2025年7月9日

審査なしで即日融資は可能?借りる方法のまとめ

即日融資が可能であるのは消費者金融カードローンですが、審査は必要です。

特に金融機関では、審査なしで貸し付けをしていません。

10万円までの少額の借り入れでも、審査は必要です。

審査の目的の一つに、金融機関の貸し過ぎが原因で起こる「多重債務」の防止があります。

その他にも金融機関は、申込者の返済能力を重視する傾向があります。

審査なしで即日お金を得られる方法は、金融機関以外で見つけるのも一つの方法です。

いくつかの選択肢の中から、良い面や欠点を理解して、状況に合った方法を見つけてください。 

本記事のまとめ

  • 審査なしで金融機関の融資を受けられない
  • 審査なしでお金を借りられる方法5つ
  • 即日融資可能な消費者金融5選
  • カードローン審査に通らない原因
  • 銀行カードローンは即日融資に対応していない 

金融機関から融資を受ける際、審査が必要な理由を理解しましょう。 

審査なしでは金融機関の融資を受けられない

返済能力を確かめる。審査なしで融資は受けられない

残念ながら、審査なしでお金を融資してくれる金融機関は存在しません。

金融機関が審査を行う主な理由は、申込者の返済能力を確かめるためです。

金融機関は、貸したお金を確実に返済してもらえるか審査によって見極めます。

審査は、金融機関が貸し倒れのリスクを回避するために必要な手段です。

金融機関は以下のように、それぞれ定められた法律に則り、運営しています。

金融機関名法律名
消費者金融貸金業法
銀行銀行法

これらの法律は、金融機関の過剰な貸し付けを取り締まり、借主が適切に融資を利用できるようにするためのものです。

法規制は貸付金利の上限を定め、借主に返済能力を上回る貸し付けを禁じています。

また法規制の厳格化により、法律を破った場合、金融機関は刑事罰の対象となります。

過去にカードローン利用者で、多重債務や利息が膨らんで返済ができなくなるなどの問題がありました。

このような問題を起こさないためにも、融資を行う上で金融機関の適正な審査が必要となるのです。 

金融機関以外から審査なしでお金を借りる方法5つ

金融機関以外。審査なしでお金を借りる方法

金融機関以外でも、審査なしでお金を借りる方法があります。

年収や信用情報を気にせず、すぐに利用できる利便性の高い方法です。

カードローンの申込条件を満たしていない場合や、金融機関の審査を通過する可能性が低い人も、条件を満たすと利用できます。

以下の5つの方法は、審査なしでお金を借りられます。 

  • クレジットカードのキャッシング枠はATMで引き出しできる
  • 質屋
  • 生命保険の契約者貸付制度
  • ゆうちょ銀行の担保自動貸付
  • 給与の前渡し 

自分に適した方法を探して、選択すると良いでしょう。 

クレジットカードのキャッシングはATMで借り入れできる

クレジットカードにはショッピングで利用できる他、お金を借りられる「キャッシング枠」のサービスが付帯しています。

手持ちのクレジットカードにキャッシング枠が付帯している場合、キャッシング枠を利用して審査なしでもすぐに借り入れが可能です。

キャッシングは改めて審査が不要ですぐに利用できる点が、特に即日融資を希望の人には魅力的でしょう。

クレジットカードの支払いでは、延滞や利用限度額の超過などで、クレジットカード自体利用制限がかかっている可能性があります。

そのような場合には、クレジットカードでキャッシングはできません。

クレジットカードが正常に利用できるか、事前にクレジットカードのコールセンター、またはアプリで確認してから利用すると良いでしょう。

クレジットカードを新規で発行する場合、所定の審査が必要不可欠です。

また、キャッシング枠の金額はあらかじめ設定されており、ショッピング利用枠とあわせた総合枠を超えた場合キャッシングの利用はできません。 

質屋は物品を担保にお金を借りられる方法

質屋は物品を担保に借りられる

貴金属や腕時計、ブランドバッグなど価値のあるものを担保として質屋に預け、現金の借り入れができます。

このような仕組みを「質預かり」といい、期限内に借り入れ金を返済すると、預けていた品物が手元に戻ります。

返済時は元金の他、一定の利息が上乗せされます。

また、質預かりの期限は決められていますが、利息を支払う期間の延長も可能です。

一時的にお金を必要とし、後に預けた品物を手元に戻したい場合は、質預かりは重宝します。

ただし流質期限を過ぎてしまうと、預けた品物は買い取りとなり、手元に戻せなくなります。

質預かりで重要なのは、品物を預けてから手元に戻すまでの期間と、負担する利息の確認です。

審査がなく信用情報に傷がつかない上、即日で現金が手に入る可能性が大きいため、すぐにお金が必要な場合は選択肢の一つと考えても良いでしょう。 

生命保険の契約者貸付制度は保障内容の変更なしで利用できる

契約者貸付制度とは、自分が加入している生命保険の解約返戻金を担保にしてお金を借り入れる方法です。

保険契約を解約した際に、契約者本人に払い戻しされるお金を、解約返戻金といいます。

契約者貸付制度は、現在契約している保険を解約せず、保障内容もそのままで利用できます。

対象となる保険は、保険料に生存保険料を含む終身保険や、養老保険のような積立型です。

掛け捨て型の生命保険には、契約者貸付制度は適用となりません。

契約者貸付制度は、申し込みが保険の契約者本人の場合、審査なしでお金を借りられます。

しかし、契約者貸付制度には良い面だけではなく難点もあるため、内容をよく理解した上で利用しましょう。

参考サイト:住友生命「契約者貸付制度について」 

契約者貸付制度の良い点6つ

審査がなく即日にも対応できる可能性があるため、急ぎの場合に検討したい方法の一つといえます。

その上、金利が低く信用情報に影響がないところも、敷居が低く使い勝手が良い点です。 

  • 審査不要で借り入れ可能
  • 最短即日で借り入れ可能
  • 保険契約を継続したまま借り入れ可能
  • カードローンと比較して金利が低く利息軽減が図れる
  • 総量規制の対象外
  • 信用情報に影響しない 

保険会社や契約している保険により異なりますが、契約者貸付制度の利用で保険会社から解約返戻金の7〜9割程度が借り入れ可能です。 

契約者貸付制度の残念な点3つ

契約者貸付制度を利用する際は、制度の良い面ばかりではなく、注意点についても理解が必要です。

また、貸し付けを受けた場合と返済方法もあわせて確認します。

以下の情報は、契約者貸付制度に申し込む前に押さえたい要点です。 

  • 借入金には利息がかかる
  • 返済が滞ると保険が失効する可能性がある
  • 返済中に保険金の支払いが発生する場合は借り入れ金額と相殺される 

自分の契約している保険を担保に借り入れできる「契約者貸付制度」ですが、借り入れたお金には利息がかかります。

利息は元金に対して発生し、借り入れ期間が長くなるほど利息の支払いも長引く仕組みです。

万が一、借り入れた元金と利息を合わせた金額が解約返戻金を超過した場合、保険契約が解除となります。

そのような状況を避けるためにも、早めの返済が大事です。

借り入れ金の返済中、契約保険の満期到来や死亡保険を受け取る状況があった場合、受け取れる保険金は満額ではありません。

実際受け取りできる金額は、満額と未払いの借り入れ元金に利息を加えたものと相殺されます。 

ゆうちょ銀行の担保自動貸付は貯金通帳がある人へ向けてのサービス

ゆうちょ銀行の担保自動貸付

ゆうちょ銀行の貸付けサービスは、以下のとおりです。  

  • 口座貸越
  • 貯金担保自動貸付け 

それぞれのサービスについて、特徴や良い点の他、難点についても詳しく解説します。 

口座貸越サービスは自動で残高不足を補う

口座貸越サービスとは、通常貯金口座の残高が不足した場合、その不足分を自動で補うサービスです。

サービスの利点は、クレジットカードや公共料金など引き落としの際の残高不足の回避につながります。

引き落としだけでなく、口座からお金を引き出す際の残高不足の際も、不足額をゆうちょ銀行が補填してくれます。

口座貸越サービスを利用するにあたり、ゆうちょ銀行の窓口または、インターネットから事前の申し込みが必要です。

申し込みには以下のような条件があり、満たした人が対象です。 

  • 満20~70歳以下で安定した収入がある人 
  • ゆうちょ銀行の通常貯金を保有している人
  • ゆうちょ銀行所定の保証会社の保証を受けられる人 

入会金や年会費が不要なうえ、普段利用している通帳やキャッシュカードで利用できる点も使い勝手が良いところです。

返済は「ゆうちょ通帳アプリ」または、「ゆうちょダイレクト」を使いパソコンやスマホなどインターネットのほか、電話やFAXからでも可能です。

口座貸越サービスは、ゆうちょ銀行およびゆうちょ銀行所定の保証会社による審査があるため、審査の結果によっては希望にそえない場合もあります。 

参照元:ゆうちょ銀行「口座貸越サービス」

上の図を理解したうえで、利用を検討しましょう。 

貯金担保自動貸付けは貯金を担保に借り入れできる

貯金担保自動貸付けとは、ゆうちょ銀行の総合口座で管理する以下の2つの商品を対象とし、貯金額を担保とする貸し付け方法です。

  • 定額貯金
  • 定期貯金 

借り入れは、総合口座の通帳1冊につき、担保としている貯金額90%以内の金額かつ最大300万円までです。

例えば10万円の貯金額がある場合では、10万円×90%=9万円までの借り入れが可能となります。

借り入れの際、ゆうちょ銀行ATM手数料が無料で利用できるところも魅力の点です。

審査がなく即日融資にも対応しているため、ゆうちょ銀行を利用している人は検討してみても良いでしょう。 

非常時の給与前渡しは労働基準法で認められている

労働者が病気やケガ、出産など非常事態で就業不可能となった場合、費用に充てる目的として給与の前渡しが可能になります。

これは労働基準法第25条により、既に労働した分に対して賃金を支払わなければならないと、厚生労働省が定めています。

また、この制度は正社員のみならずパートやアルバイト、派遣社員など雇用形態に関係なく対象です。

給与の前渡しは、審査なしでお金が手に入れられます。

前倒しで給与をもらうため、本来の給料日にもらえない、または給与が少ないなどの影響が出る可能性がある点に留意しましょう。

また、早急にお金が必要であっても、会社によっては即日支払いをしてもらえない可能性もあります。

まずは、勤務先の上司や担当の部署にて、相談すると良いでしょう。

参考サイト:厚生労働省公式サイトより「労働基準法第25条」

即日融資を受けられる消費者金融カードローン5選

消費者金融が行うカードローンは、融資に特化した商品で、迅速な審査と即日融資に対応しています。

消費者金融は金融機関の一つであり、「貸金業法」という法規制に基づいて運営されています。

貸金業法とは、その名のとおり貸付に関する法律です。

法律の内容は、法規制で定められている上限金利を守り、借主の借り過ぎを防止するものとなります。

法律の遵守により、多重債務や利息の過払いが防がれ、借主は適切にカードローンを利用できるのです。

消費者金融では、無利息期間を設けるなど独自のサービスを行っています。

大手消費者金融5社について、以下のとおり、審査や借り入れまでにかかる時間を比較してみました。

消費者金融名審査時間融資時間
プロミス最短20分最短20分
アイフル最短20分最短20分
SMBCモビット10秒簡易審査最短60分
アコム最短30分最短30分
レイクALSAWebで最短15秒Webで最短25分

順調な審査の進行で、各社とも最短60分以内には借り入れが実現できます。

上図より分かるように、消費者金融各社は審査や融資のスピードを重視している傾向です。

カードローンの利用には審査の通過が必須条件のため、敷居が高いと感じる場合があるかもしれません。

審査の内容は公にされていませんが、要点を押さえ審査の通過率を上げるのが重要です。

また、大手消費者金融5社に絞り、申込条件や特徴について詳しく解説します。 

プロミスは収入のある学生も利用対象

プロミス

プロミスの「アプリローン」は、申し込みから借り入れまでが完結できる便利なカードローンアプリです。

実際に申し込みをする前に、プロミス公式サイト内の「お借入診断」をすると、借り入れの可否が判断できます。

審査に自信を持てない人は、事前診断を受けてから申し込みに進むと良いでしょう。

あくまでも「お借入れ診断」は借り入れの目安であり、本審査の通過を約束するものではありません。

以下の3つの必要項目に入力するだけの、簡便な方法です。 

  • 生年月日
  • 年収
  • 他社での借り入れ金額 

プロミスの基本情報は、以下のとおりです。

実質年利4.5~17.8%
借入限度額1~500万円
無利息期間メールアドレスの登録とWeb明細利用が条件で初回利用日から30日間の無利息期間サービスを実施
申込条件満18~74歳の安定した収入がある人で高校生を除く学生も可
(年金のみは申込対象外)

参考サイト:プロミス公式サイトより「お申込条件と必要書類」

カードローンの申し込みには、安定した収入は申込の必須条件です。

年金受給者の場合では、公的資金以外にパートやアルバイトをして収入を得ている人が対象となります。

安定した収入を得ている人を対象に利用してもらえるよう、申し込み年齢の幅と間口を広くしています。 

アイフルは勤務先への電話連絡をしないと公言している

アイフル

アイフルの申し込みは、来店せずスマホアプリやWebで完結できます。

アイフルでは、勤務先への在籍確認や自宅へ電話連絡を行わないとしています。

また、郵送物もないため、カードローンの利用を誰にもバレたくない人にも最適です。

万が一電話連絡が必要な場合は、申込者の同意を得てから行われるため、同意なしの電話連絡はありません。

アイフルの基本情報は、以下のとおりです。

実質年利3.0~18.0%
借入限度額1~800万円
無利息期間契約日の翌日から最大30日間の無利息期間サービスを実施
申込条件満20~69歳の安定した収入がある人

参考サイト:アイフル公式サイトより「商品概要」

プロミスと比べてアイフルの申し込み年齢幅は、少し狭いです。

アコムには女性向けの専用のカードローンがあり、性別に関係なく幅広い人を対象にしたサービスが考えられています。

女性専用商品は、対応のオペレーターも全て女性です。 

SMBCモビットのWEB完結は郵送物なしで借り入れできる

SMBCモビット

SMBCモビットは、三井住友銀行系の消費者金融です。

申し込みから借り入れや返済までインターネットで完結する「WEB完結」は、SMBCモビットの特徴でもあります。

「WEB完結」は、勤務先への電話連絡と郵送物がありません。

会社や家族にバレたくないと考えている人に、「WEB完結」は最適なカードローンの申し込み方法です。

インターネットに苦手意識がある人には、三井住友銀行内に設置しているローン契約機から手続きができます。

SMBCモビットの基本情報は、以下のとおりです。

実質年利3.0~18.0%
借入限度額1~800万円
無利息期間なし
申込条件満20~74歳以下の安定した収入がある人
(年金のみは申込対象外)

参考サイト:SMBCモビット公式サイトより「貸付条件等」

上図からも分かるように、残念ながらSMBCモビットには、無利息期間のサービスがありません。 

アコムの申し込み方法は初めて利用する人でも簡単で分かりやすい

アコム

アコムは、申し込みの段階で必要書類と審査が同時に行えるため、契約までが迅速です。

そのため、特に急ぎでお金を借りたい人に向いています。

審査に通過した後は正式に契約へと進み、借り入れが実現します。

アコムの基本情報は、以下のとおりです。

実質年利3.0~18.0%
借入限度額1~800万円
無利息期間契約の翌日から30日間の無料期間サービスを実施
申込条件満20~70歳の安定した収入がある人

参考サイト:アコム公式サイトより「商品概要」

アコムの無利息期間サービスは、契約した翌日から開始されます。

契約後すぐに借り入れをする場合は問題ありませんが、しばらくカードローンの利用予定がない人は、サービス期間が短縮されます。 

レイクのオペレーターは親身に相談に乗ってくれる

レイク

レイクでは土日に関わらず、融資の振り込みも可能です。

申し込みの時点で迷いや相談事がある場合は、オペレーター対応の手厚いサービスがあるため、納得して申し込みできます。

その他、公式サイト内でAIチャットによる質問の回答サービスもあり、質問の内容や状況に応じて選択できます。

オペレーター対応は、フリーダイヤル0120-09-09-09にて9時からです。

また、自動音声サービスは24時間受付しています。レイクの基本情報は、以下のとおりです。

実質年利15~18%(1~200万円の借入時)
4.5~15%(201~500万円の借入時) 
借入限度額1~500万円
無利息期間契約額が1~500万円の人対象で契約日の翌日から30日間無利息期間サービス実施
借入額のうち、5万円分に対して180日間無利息のサービス実施
Web限定で契約額が1~200万円の人対象で契約日の翌日から60日間無利息期間サービス実施
申込条件満20~70歳の安定した収入がある人

参考サイト:レイク公式サイトより「商品概要」

消費者金融の無利息期間サービスは30日間実施が多い中、レイクの無利息サービス期間は最長180日間と長いです。

無利息サービスの期間の長期化は、返済期間に余裕が出るだけでなく、利息の負担が少なく済みます。 

カードローン審査に通らない理由は信用問題が大きい

審査に通らない理由。信用問題が大きい

カードローンの審査落ちをする原因には、いくつかの理由があります。

審査で重視されるのは、属性と信用情報です。

申込者がお金に関して、どのような付き合い方をしているのか、過去から現在まで調べられます。

金融機関が審査するのは、貸したお金を借主が確実に返済してくれるか、返済能力を重視するためです。

金融機関は、申込者の収入や他社での借入状況もあわせて見ます。

審査通過の可否は、個人の信用の影響が大きいです。

審査に通らない場合の具体的な例を挙げ、解説します。 

申し込み内容に不備や属性に虚偽の申告がある

必要項目に入力漏れや誤字、脱字があった場合、正確に審査ができなくなります。

また、虚偽の内容での申し込みは正確に審査ができないだけでなく、ウソがバレて審査通過の可能性は低いです。

以下の属性とよばれる個人情報を点数化して、審査に用います。 

  • 勤務先
  • 勤続年数
  • 年収
  • 家族構成
  • 居住形態
  • 居住年数 

例えば、退職しているにもかかわらず、以前の勤め先を勤務先の項目に記入している場合は虚偽の申告となります。

また、実際の収入より多めに申告するなども、虚偽の申告です。

審査の上で連絡が必要となった場合、住所や電話番号に不備や誤りがあると、連絡先がわからず審査に支障をきたします。

属性を含めた申し込み内容の入力は正確で丁寧を心掛け、提出前の確認が重要です。 

申し込み条件を満たしていない

カードローンの申し込み条件は、年齢の他、安定した収入がある人が対象です。

無職や求職中の場合でも、継続して安定した収入がないと審査に通過する可能性は低いといえます。

失業保険や年金などの公的資金を得ている場合も、安定した収入とはみなされません。

正社員ではなくても、パートやアルバイトで毎月収入がある場合は、申し込み条件を満たします。

まずは、安定した収入を得るのが大事です。 

借り入れ額が大きい

申し込みの際に記入する、借り入れ希望額を最小限にとどめるのも大事です。

審査通過の可能性を上げるために、総量規制や他社の借り入れ額を意識し、最低限の借り入れ額に留めるのが望ましいです。

借り入れ額の増額に伴い、返済期間が長くなるだけでなく、利息の負担も増えます。

その結果、借主は増えた利息が負担となり、返済できなくなる状況も想定できます。

審査では、借主の年収や他社借り入れの状況に基づいて、貸し付け金額が決定する流れです。

金融機関は、貸したお金を返済してもらえないために起こる「貸し倒れ」のリスクを懸念します。

消費者金融は「貸金業法」により、返済能力を調べる義務があるため、10万円程度の融資を希望であっても審査は必要です。 

信用情報の金融事故情報は審査に悪影響を及ぼす

金融事故とは、クレジットカードの支払いやカードローンの返済などが約定どおりに行われなかった状況を指します。

金融事故の情報は信用情報機関に登録され、金融機関が審査の際に用いる重要な判断材料の一つです。

過去を含め現在までに金融事故を起こし、信用情報に金融事故の情報が登録されている場合、審査に通る可能性は低くなります。

カードローンのみならず、各種ローンの他、携帯電話の分割払いの審査にも通る可能性が低くなるものです。

信用情報にある金融事故歴は、金融機関の審査に大きく影響します。

有料にはなりますが、信用情報は開示請求できるため、確認した上で申し込むのが望ましいでしょう。

信用情報は、信用情報システムにより以下の3つの信用情報機関で情報を共有しています。

信用情報機関加盟会員
CICクレジットカード会社、消費者金融、携帯電話など
JICCクレジットカード会社、消費者金融、銀行系など
KSC銀行系

参照元:株式会社CIC公式サイトより「加盟会員の例」

株式会社JICC公式サイトより「加盟会員検索」

一般社団法人全国銀行協会「KSC」より「全協会の会員一覧」

上図のとおり、金融機関は信用情報機関に加盟しています。

例えば、CICに登録のクレジットカード会社で金融事故を起こした場合、その情報はJICCやKSCでも共有できるものです。

そのため、CICはもちろんのこと、JICCやKSCの審査も通る可能性が低くなります。 

総量規制を超過している

消費者金融カードローンは、貸金業法に基づき「総量規制」を遵守する必要があります。

総量規制とは、年収の3分の1を超過した貸し付けをおこなってはいけないという法規制です。

既に他社で借り入れ残高があるものの、新規の借り入れ希望額が年収の3分の1を超過している場合は貸し過ぎとみなされ、審査に通りません。

貸金業法の厳格化により、法規制を破った際には刑事罰の対象となります。

カードローンの残高の他にも、クレジットカードのリボ払い残高も総量規制の対象です。

借り入れ残高は、新規借り入れ希望額とあわせて年収の3分の1より少なくするのが条件です。 

複数社から借り入れしている

複数社から借り入れをしている状況は、お金に困っていると判断され、審査に悪い影響を与えます。

一般的に「多重債務」とよび、返済能力が低下していると金融機関から懸念されるためです。

多方面で借り入れをしているのではなく、金融機関の数を絞るのは、審査対策の一つとなります。

現在借り入れをしている場合は、金融機関の「おまとめローン」を利用して、件数を2件に絞るのが重要です。

おまとめローンは、件数を減らすだけでなく、それぞれの利息が最小限におさまる効果も得られます。 

新規でカードローンを検討している人は、事前に自身の借入件数の把握が大事です。 

カードローンで即日融資を受けるための5つのコツ

即日融資を受けるためのコツ

即日融資を実行するためには、審査を通過しなくてはなりません。

10万円以下の少額借り入れでも、カードローンの利用には審査は必要です。

消費者金融各社が設けているカードローンの申込条件を満たすのはもちろんですが、審査の通過率を上げるために留意する点があります。

審査通過のため、以下の5つのコツを押さえる必要があります。 

  • 正しい情報を入力する
  • 借入額希望は少額にする
  • 信用情報に傷をつけない 
  • 同時に複数の借り入れを申し込みしない
  • 事前に借り入れ診断を受ける

これらのコツを参考に、カードローン審査の通過を目指しましょう。 

銀行カードローンは即日融資に対応していない

銀行カードローンは、残念ながら即日融資に対応していません。

過剰な貸し付けを防止するため、カードローンなどの個人向け融資は、厳しい審査が必要となりました。

警察庁のデータベースを念入りに照会し、貸し付けの可否を審査判断するため、時間を要するのです。 

参考サイト:日経新聞

金融機関で即日融資に対応しているのは消費者金融のみ

審査なしで、カードローンではお金を借りるのは不可能です。

例え少額の借り入れを希望しても、審査は必要となります。

信用情報に傷がある、総量規制を超過しているなど審査通過の可能性が著しく低い場合は、他の方法も視野に入れましょう。

手元のクレジットカードを使ったキャッシングや、契約している生命保険の解約返戻金を担保に借り入れするのも一つの方法です。

また財産価値のある物品を質入れして、その場でお金が借りられる「質入れ」は審査がなく、信用情報や総量規制の対象とはなりません。

即日でお金が必要な時に、重宝する方法です。

消費者金融は、借主の信用を大事にした上で、お金を貸し付けてくれます。

解説した方法から、より自分に最適な方法を検討してみてください。

カテゴリお金を借りる方法

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