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イベント費用など借入できるローン6選

2025年5月19日

イベント費用など借入できるローン6選

旅行や冠婚葬祭など様々なイベントがありますが、その度にお金が必要となります。

イベント費用のために日頃から貯蓄している場合や、イベントまでにお金を貯める期間がある場合は良いのですが、貯蓄がない場合などはローンを利用しましょう。

イベント費用にカードローンを利用する人もいますが、借入利率が高いだけでなく返済期間も長くなるため、おすすめできません。

イベント費用には、使いみちが限定されていないフリーローンや多目的ローンを利用しましょう。

この記事では、イベントの内容や日時、利用する業者など詳細が決まっている場合と決まっていない場合に分けておすすめのローンを紹介しています。

この記事でわかること

  • イベントの詳細が決まっていない人には使いみちを証明する資料の提出が不要なローンが向いている
  • 使いみちを証明する資料の提出が不要なローンは借入利率が高め
  • イベントの詳細が決まっている人いは使いみちを証明する資料の提出が必要なローンが向いている
  • 使いみちを証明する資料の提出が必要なローンは借入利率が低め
  • イベント費用に最適なローンを複数取り扱っている金融機関もある
  • 取引内容に応じた金利特典などがあるローンもある

突然イベント費用が必要になった場合のためにも、参考にして下さい。

イベントの詳細が決まっていない人向けのローン3選

詳細が決まっていない人向け、事前に借り入れできるローン

イベント計画時には必要な金額が明確になっていないものの、借り入れが必要と確定している場合はよくあります。

言い換えると、借り入れできなければイベントが実行できない場合であり、この場合は大まかな金額でも事前に借り入れできる以下のローンを利用しましょう。

  • りそな銀行のりそなプレミアムフリーローン
  • 住信SBIネット銀行のフリーローン
  • イオン銀行のイオンアシストプラン

これらのローンは、お金の使いみちを証明する資料の提出が不要であるため、イベントの詳細が決まっていない人でも利用できます。

さらに、いずれも申し込みから借り入れまでWEBで完結できるため、日中仕事で忙しい人でも利用できます。

一方で、これらのローンの借入利率は高めであり、カードローン並みの借入利率となる場合もあります。

それでは、それぞれのローンについて詳しくみていきます。

りそな銀行のりそなプレミアムフリーローン

りそな銀行のりそなプレミアムフリーローン

りそなプレミアムフリーローンは、以下の理由で利便性が高いローンです。

  • お金の使いみちを証明する資料提出不要
  • 借り入れまで手続きはWEBで完結
  • 申込金額50万円までは収入を証明する資料は不要

りそなプレミアムフリーローンでは、お金の使いみちを証明する資料の提出が不要であり、個人間売買の代金支払いや既に支払った代金の補填目的にも利用できます。

つまり、りそなプレミアムフリーローンはイベントの詳細は決まっていないものの、借り入れが必要なことは確定している人に向いています。

一方で、りそなプレミアムフリーローンの申込金額が50万円以内の場合、提出が必要な書類は運転免許証などの本人確認資料のみです。

りそなプレミアムフリーローンは、借り入れまでWEBで手続きが完結できるため、50万円以内のイベント費用を必要な人が手軽に利用できるローンです。

りそなプレミアムフリーローンの概要

ローン商品名りそなプレミアムフリーローン
利用できる人・申込時年齢が満20歳以上満65歳以下で、最終返済時年齢が満70歳以下
・継続安定した収入がある
・保証会社の保証が受けられる
お金の使いみち健全な消費性資金
お金の使いみちを証明する資料の提出不要
借入可能額10~500万円(1万円単位)
借入利率年6.0%、年9.0%、年12.0%、年14.0%の固定金利
金利特典りそな銀行住宅ローン利用中の場合、年0.5%優遇
借り入れりそな銀行普通預金口座に一括入金
返済期間1~10年(1年単位)
返済方法毎月元利均等返済
ボーナス時の増額返済不可
保証人、担保不要
保証会社・りそなカード株式会社
・オリックス・クレジット株式会社
・株式会社オリエントコーポレーション
保証料、手数料等不要

使いみちの範囲が広いりそなプレミアムフリーローンですが、事業に使用する場合、及び株や外貨などの投機としての利用は認められていません。

審査の結果高金利となる場合がある

りそなプレミアムフリーローンの借入利率は審査の上、4段階のいずれかに決定されますが、審査の詳細及び金利決定については公表されていません。

仮に金利が年12.0%や年14.0%であった場合、カードローン並みの金利となるため、毎月の支払いが高額となる可能性があります。

例えば、借入金額50万円を5年で返済する場合、金利ごとの毎月の返済額は以下のとおりです。

借入金額50万円を5年で返済する場合の毎月返済額

金利毎月返済額総返済額支払う利息の総額
年6.0%9,666円579,947円79,947円
年9.0%10,379円622,716円122,716円
年12.0%11,122円667,293円167,293円
年14.0%11,634円698,002円198,002円

上記のとおり、年6.0%と年14.0%では支払う利息の総額は約120,000円も違います。

適用金利が年12.0%や年14.0%で審査に通った場合は、すぐに借り入れ手続きに進まずに、他の低金利のローンを検討しましょう。

一方、りそなプレミアムフリーローンは固定金利であるため、返済の途中で金利の見直しによる返済額の変更はありません。

りそな銀行で住宅ローンを利用中であれば金利優遇あり

住宅ローン利用中で金利優遇あり

りそなプレミアムフリーローンの申込時点でりそな銀行の住宅ローンを利用中の場合、年0.5%の金利優遇特典が受けられます。

ただし、金利優遇を受けるには、以下の要件も満たしていなければなりません。

  • りそなプレミアムフリーローンに登録する普通預金口座は、住宅ローンを返済している口座であること
  • 独立行政法人住宅金融支援機構またはりそな銀行のフラット35のみの利用ではないこと

従って、りそな銀行で住宅ローンを利用している人は、りそなプレミアムフリーローンの利用を検討してみましょう。

りそなプレミアムフリーローンはインターネットで借り入れまで完結

りそなプレミアムフリーローンでは、申し込みから借り入れまでインターネットで手続きが完結します。

まずは仮申込を行い、その申込内容をもとに行われる仮審査に通ると、本申込手続きに進みます。

本申込の際には、併せて本人確認資料及び、申込金額が50万円を超える場合は収入を証明する資料を提出します。

本審査に通ると契約手続きに進み、りそな銀行の普通預金口座に入金があり、借入手続きは完了です。

上記の手続き全てがインターネットで完結できますが、申し込みから借り入れまでスムーズに進んだ場合でも1ヵ月程度かかります。

他の申込状況や提出書類の不備などにより1ヵ月以上かかる場合もあるため、時間に余裕がある内に申し込みましょう。

住信SBIネット銀行のフリーローンは特典が豊富

住信SBIネット銀行のフリーローン

使いみちを証明する資料の提出が不要であるSBIネット銀行のフリーローンは、申込金額が50万円までは収入を証明する資料の提出が不要で、WEBで申し込みから借り入れまで完結できます。

さらに、住信SBIネット銀行のフリーローンには、以下の特徴があります。

  • 取引内容に応じて金利特典で最大年1.0%優遇
  • ATM手数料や他行宛て振込手数料の無料回数が増えるスマートプログラムのランクアップ対象
  • 取扱手数料がかかるものの借入利率は低め

住信SBIネット銀行のフリーローンは、豊富な特典によるお得な取り引きの可能性が高いため、住信SBIネット銀行をメインで利用している人に向けのローンです。

住信SBIネット銀行のフリーローンの概要

ローン商品名フリーローン
利用できる人・申込時年齢が満20歳以上で、最終返済時年齢が満69歳以下
・継続安定した収入がある
・保証会社の保証が受けられる
お金の使いみち原則自由
お金の使いみちを証明する資料の提出不要
借入可能額10~1,000万円(1万円単位)
借入利率年4.775~12.0%
金利特典取引状況に応じて最大年1.0%優遇
借り入れ住信SBIネット銀行普通預金口座に一括入金
返済期間1~10年(1ヵ月単位)
返済方法毎月元利均等返済
保証人、担保不要
保証会社株式会社ジャックス
保証料、手数料等取扱手数料として融資額の2%(消費税別)

住信SBIネット銀行のフリーローンの借入利率は、年4.775~12.0%であり、他のフリーローンと比べて低金利で利用できる可能性があります。

住信SBIネット銀行のフリーローンの金利特典で最大年1.0%優遇

取引内容に応じた金利特典がある

住信SBIネット銀行のフリーローンでは、取引内容に応じた金利特典があり、その金利優遇幅と要件は以下のとおりです。

住信SBIネット銀行のフリーローンの金利特典概要

金利優遇幅金利特典の要件
年0.5%以下のいずれかに該当
・仮審査申込日前日時点でSBIネット銀行のカードローンが契約済
・仮審査申込日時点でSBI証券口座保有登録が登録済
どちらにも該当している場合でも金利優遇幅は年0.5%
年1.0%仮審査申込日前日時点でフラット35(買取型)及びフラットパッケージローン以外の住宅ローンを利用中

最大で年1.0%の金利優遇であるため、例えば住宅ローンとカードローンを利用している場合でも、フリーローンに適用される金利優遇幅は年1.0%となります。

特に年0.5%の金利優遇は、資金負担がないカードローンの契約やSBI証券口座保有の登録が要件であるため、新規で住信SBIネット銀行と取り引きする人も積極的に利用しましょう。

ATM手数料や他行宛て振込手数料が無料回数が増えるスマートプログラムのランクアップ対象

住信SBIネット銀行には、取引内容に応じてATM手数料及び他行宛て振込手数料が無料となるスマートプログラムというサービスがあり、フリーローンはランクアップの対象となっています。

スマートプログラムのランクは自動的に適用されるため手続きは不要ですが、ランクアップにはスマート認証NEOの登録が必要です。

スマート認証NEOとは、住信SBIネット銀行のアプリにスマートフォンの本人情報を紐つける認証機能のことです。

スマート認証NEOの登録によって生体認証が可能となるため、不正ログインや不正送金などが防止できます。

スマートプログラムには取引内容に応じて4つのランクがあり、ランクごとの要件とATM手数料及び他行宛て振込手数料が無料となる回数は、以下のとおりです。

ランク要件ATM手数料無料の回数他行宛て振込手数料無料の回数
ランク4スマート認証NEOの登録がある上に以下のいずれかに該当
・外貨預金と仕組預金の月末残高合計が500万円以上
・外貨預金と仕組み預金残高300万円以上かつ住宅ローンもしくは資産形成ローンの利用がある
月20回月20回
ランク3スマート認証NEOの登録がある上に以下のいずれかに該当
・総預金の月末残高が300万円以上
・ロボアドバイザー資産運用残高が月末時点で100万円以上
・住宅ローンまたは資産形成ローンの利用・住信SBIネット銀行が定める取り引きのうち3つ以上該当
月10回月10回
ランク2スマート認証NEOの登録がある月5回月5回
ランク1スマート認証NEOの登録がない月2回月1回

住信SBIネット銀行が定める以下の取り引きの中から、3つ以上該当している場合、ランク3となります。

  • 外貨普通預金もしくは外貨定期預金の月末残高あり
  • 仕組預金の月末残高あり
  • SBIハイブリット預金の月末残高あり
  • 純金積立が月末時点で契約あり
  • 給与、賞与又は年金が月内に入金あり
  • フリーローンなどの目的ローンまたは不動産担保ローンの月末残高あり
  • カードローンの月末残高あり。残高50万円以上の場合は2つ分としてカウント
  • スポーツくじ購入または公営競技入金の月内合計額が2万円以上
  • デビットカードの月末時点の確定金額が1万円以上。3万円以上の場合は2つ分としてカウント
  • クレジットカードのミライノカード(JCB)の引落口座をスマートプログラム対象支店に設定、かつ翌月引落金額が1万円以上。5万円以上で2つ分としてカウント
  • 住信SBIネット銀行口座からJAL Global WALLETへの円貨チャージの月内合計金額が1万円以上。3万円以上で2つ分としてカウント

従って、フリーローンを利用する場合は、他に上記の中から2つ以上該当するとランク3となります。

住信SBIネット銀行をメインで利用する人にとっては、ATM手数料の無料回数は多いほど利便性が高くなるため、積極的にランクアップさせましょう。

取扱手数料がかかるものの借入利率の上限は低め

住信SBIネット銀行のフリーローンは、借入額の2%に消費税を加算した金額の取扱手数料がかかります。

取扱手数料が不要なフリーローンも多いため、住信SBIネット銀行のフリーローンは一見もったいないように感じます。

一方で住信SBIネット銀行のフリーローンの借入利率は、使いみちを証明する資料の提出が不要な他のフリーローンと比べ、低めとなっています。

例えば借入額30万円を上限金利で5年返済する場合、借入利率が年12.0%である住信SBIネット銀行のフリーローンと、借入利率が年14.0%で取扱手数料がかからない他のフリーローンの総支払額を比較してみましょう。

借入利率毎月返済額取扱手数料総支払額
住信SBIネット銀行のフリーローン年12.0%6,673円6,600円
300,000円×2.2%=6,600円
406,970円
6,673円×60ヵ月+6,600円=406,970円
他のフリーローン年14.0%6,980円0円418,803円
6,980円×60ヵ月=418,803円

上記のとおり、取扱手数料がかかるものの借入利率が低い場合は、住信SBIネット銀行のほうが総支払額が少なくなる場合があります。

一方で、返済期間が短い場合などは両者の差がほとんどない場合もあるため、事前に総支払額を比較してから申し込みましょう。

イオン銀行のイオンアシストプランは複数の異なる使いみちでも利用が可能

イオン銀行のイオンアシストプラン

イオン銀行では、事業目的以外であれば使いみちが自由であるイオンアシストプランのフリーローンを取り扱っており、イベント費用の借り入れに最適です。

さらにイオンアシストプランのフリーローンは、申し込みから借り入れまでWEBで完結できるため、日中が仕事に忙しい人でも無理なく手続きができます。

一方で、イオンアシストプランには、他の多くのフリーローンのような金利特典はありません。

しかし、イオン銀行及びイオングループでWAON POINTがもらえるキャンペーンなどが、多くあります。

イオンモールなどでよく買い物する人は、イオン銀行の取り引きやイオンアシストプランの利用を検討しましょう。

イオンアシストプランのフリーローン概要

ローン商品名イオンアシストプラン
利用できる人・契約時年齢が満20歳以上で、満59歳以下
・継続安定した収入がある
・保証会社の保証が受けられる
お金の使いみち原則自由ただし事業性を除く
お金の使いみちを証明する資料の提出不要
借入可能額10~700万円(10万円単位)
借入利率年3.8~13.5%
借り入れイオン銀行普通預金口座に一括入金
返済期間1~8年(1年単位)
返済方法毎月元利均等返済
保証人、担保不要
保証会社オリックス・クレジット株式会社
保証料、手数料等契約1件につき2,750円

イオン銀行のイオンアシストプランでは、安定継続した収入として原則前年税込年収が200万円以上が必要です。

なお、年金生活者や専業主婦を含む無職の人、及び学生は利用できません。

さらにイオンアシストプランでは、契約時までにイオン銀行の普通預金口座の開設が必要です。

イオン銀行の普通預金口座開設もWEBで完結できますが、申し込みからキャッシュカードが自宅に届くまでに約1週間程度かかるため、普通預金口座はWEB申込の際に併せて作成しましょう。

イベント費用に借入利率が低い目的型ローンの利用も可能

借入利率が低い目的型ローン

イオン銀行のイオンアシストプランには、以下の使いみちが決まっている目的型ローンもあります。

イオンアシストプランの目的型ローンの借入利率は、全て年3.8~8.8%であり、イオンアシストプランのフリーローンよりも低金利で借り入れできる可能性があります。

イオンアシストプランの目的型ローンの種類と対象となる使いみち

イオンアシストプランの目的型ローン対象となる使いみちの例
自動車ローン自動車購入、買い替え、車検費用、修理費用、パーツ購入費用、運転免許証取得費用
教育ローン受験費用や入学、進学、留学、資格取得などの自己啓発の教育資金
住宅ローン(利用者限定)家具、家電製品の購入費用
リフォームローン部屋の増築費用、バリアフリーなどの改装費用
働く女性サポートローン語学、ビジネススクールなどの費用、自分へのご褒美、美容費用
ペットローンペット購入費用、トリミングなどの美容費用
サブカルローンコレクションの充実や維持費用、ガジェット購入費用、交通や宿泊などの遠征費用
デンタルローンインプラント費用や矯正などの長期的な資金、ホワイトニングなど美と健康のための費用
自転車ローン電動アシスト、ロードバイク、パーツなど購入費用、修理費用
ビューティローンファッションアイテムの購入費用や保険適用外の美容医療費用

上記の目的型ローンの使いみちは他社の目的型ローンと違い、口頭での確認のみであり、証明資料の提出は不要です。

従って、イオンアシストプランの目的型ローンでは、複数の異なる使いみちをまとめた借り入れもできます。

例えば、イベント費用20万円とペット購入費用30万円の合計額50万円が必要な場合、ペットローンの利用が可能です。

同じイオンアシストプランであっても、フリーローンと目的型ローンでは借入利率の上限が年4.8%も違うため、毎月の支払額も大きく違います。

50万円を5年で返済する場合の借入利率による支払額の比較

イオンアシストプラン借入利率上限毎月返済額総返済額
フリーローン年13.5%11,504円690,278円
目的型ローン年8.8%10,330円619,813円

上記のとおり、目的型ローンのほうが毎月の返済額で1,200円ほど少なくなり、総返済額では70,000円も少なく済みます。

複数の異なる使いみちの場合、個別にローンを利用するのが一般的ですが、まとめて目的型ローンを利用できる点はイオンアシストプランの最大の魅力です。

ただしイオンアシストプランのマイカーローンなどは、他のマイカーローンと比べて借入利率は高めです。

目的型ローンの利用を検討する場合は、必ず他の同様のローンなどと借入利率や毎月の返済額を比較しましょう。

なお、借入利率が低いからといってイオンアシストプランの目的型ローンを利用するために虚偽の使いみちを申告しないようにしましょう。

万が一虚偽の使いみちの申告をイオン銀行に知られた場合、一括返済をしなければなりません。

第9条(期限前の全額返済義務)

2.次の各号の事由が一つでも生じた場合には、借主は、銀行の請求によって、イオンアシストプランの契約による債務全額について期限の利益を失い、第7条に定める方法によらず、直ちにイオンアシストプラン契約による債務全額を返済するものとします。

(4)イオンアシストプラン契約に関し借主が銀行または保証会社に虚偽の資料提供または報告をした時

引用元:イオンアシストプラン規定

さらに虚偽の申告が悪質と判断された場合は、詐欺罪で訴えられる可能性もあるため、使いみちを始め申込の際には事実を申告しましょう。

申込ページは全て異なる

フリーローンと多くの目的型ローンがあるイオンアシストプランは、借り入れまでWEBで完結できますが、申込ページは全て異なります。

イオンアシストプランのフリーローンを申し込む場合は、公式サイトのイオンアシストプランのトップページから手続きを行います。

一方で、目的型ローンを申し込む場合は、公式サイトのイオンアシストプランのトップページに記載されているそれぞれの目的型ローンのページから手続きを行います。

万が一申し込むページを間違えた場合は、早めにイオン銀行ローン専用ダイヤルに連絡し、申し込みを希望するローンへの変更をお願いしましょう。

審査前であれば、手続き不要で変更してもらえる可能性があります。

イベントの詳細が決まっている人向けローン3選

詳細が決まっている人向け多目的ローン

イベントの詳細が決まると、必要な金額や支払先なども確定するため、使いみちを証明する資料の提出が必要なローンの利用も可能となります。

このようなイベントの詳細が決まっている人向けのローンは、以下のとおりです。

  • りそな銀行のりそな多目的ローン
  • 住信SBIネット銀行の多目的ローン
  • みずほ銀行の多目的ローン

上記の使いみちを証明する資料の提出が必要なローンは、資料の提出が不要なローンと比べ、借入利率が低い点が最大の特徴です。

使いみちを証明する資料として、以下の書類などが必要です。

  • 見積書
  • 契約書
  • 支払請求書

上記のような資料で確認できない使いみちや個人間の取り引き、既に支払った分の補填資金は認められない場合があります。

さらに、ローンによっては、借入時に支払先への振込や支払いを証明する領収証等の提出が必要な場合があります。

それでは、それぞれのローンについて詳しく見ていきます。

りそな多目的ローンは分割借り入れが可能

りそな多目的ローン

りそな銀行では、使いみちを証明する資料の提出が不要なりそなプレミアムフリーローン以外にも、りそな多目的ローンという無担保ローンを取り扱っています。

りそな多目的ローンでは、申込時にお金の使いみちを証明する資料などが必要ですが、りそなプレミアムフリーローンと比べて低い借入利率で利用できます。

従って、イベントの詳細や支払先が決まっている人は、りそな多目的ローンの利用を検討しましょう。

りそな多目的ローンの概要

ローン商品名りそな多目的ローン
利用できる人・申込時年齢が満20歳以上満65歳以下で、最終返済時年齢が満70歳以下
・継続安定した収入がある
・保証会社の保証が受けられる
お金の使いみち健全な消費性資金。
借り換えも可。
お金の使いみちを証明する資料の提出必要
借入可能額10~500万円(1万円単位)
借入利率年6.975%の変動金利。
ただし、借換目的の場合は、年8.975%
金利特典りそな銀行住宅ローン利用中の場合、年3.0%優遇。
借り入れりそな銀行普通預金口座に入金後、支払先へ振り込み。
3ヵ月以内であれば、3回まで分割での借り入れ可能
返済期間1~10年(1年単位)
返済方法毎月元利均等返済
ボーナス時の増額返済可。
ただし借入額の50%まで
保証人、担保不要
保証会社・りそなカード株式会社
・オリックス・クレジット株式会社
保証料、手数料等不要

りそな多目的ローンでは、借入金は一旦普通預金口座に入金されますが、すぐに支払先へ振り込まれます。

従って、ローン実行前に支払先の銀行や支店名、口座番号が必要です。

初回借入から3ヵ月以内であれば3回まで分割での借り入れが可能

3回まで分割で借り入れ可能

りそな多目的ローンは、初回借入から3ヵ月以内であれば3回まで分割して借り入れできます。

分割での借り入れは、一括での借り入れと比べて無駄な利息支払いを抑えられます。

例えば、金利年6.975%で60万円を一括で借り入れた場合と20万円ずつ3ヵ月分割で借り入れた場合、利息の違いは以下のとおりです。

60万円の借り入れで一括と分割における利息の違い

借入方法1ヵ月目の利息2ヵ月目の利息3ヵ月目の利息3ヵ月合計の利息
60万円一括3,487円3,487円3,487円10,461円
20万円ずつ3ヵ月分割1,162円2,325円3,487円6,974円

上記のとおり、分割による借り入れのほうが、3,500円ほど利息を抑えられます。

イベント費用で、複数の業者に異なるタイミングで支払わなければならない場合などは、積極的に分割での借り入れを利用しましょう。

金利優遇幅はりそなプレミアムフリーローンよりも大きい

りそな多目的ローンも金利特典がありますが、その金利優遇幅は年3.0%もあり、りそなプレミアムフリーローンよりもかなり大きい点が魅力の1つです。

りそな多目的ローンで金利特典が受けられる要件は、りそなプレミアムフリーローンと同じです。

金利特典の要件

  • りそな多目的ローンに登録する普通預金口座は、住宅ローンを返済している口座であること
  • 独立行政法人住宅金融支援機構またはりそな銀行のフラット35のみの利用ではないこと

金利特典を受けた場合の借入利率は、イベント費用での借り入れとしてはかなり低い金利である年3.975%となります。

りそな銀行で住宅ローンを利用している人は、りそな多目的ローンを是非検討しましょう。

イベント計画時にりそなプレミアムフリーローンと詳細が決定後にりそな多目的ローン

イベント費用において少しでも低い金利で借り入れを希望する人は、まずりそなプレミアムフリーローンを申し込みましょう。

そして、イベントの詳細が決定後にりそなプレミアムフリーローンを取り下げ、りそな多目的ローンを申し込みましょう。

りそな多目的ローンは借入利率が低いものの、支払先などが決まっていないイベント計画時には利用できません。

一方で、りそなプレミアムフリーローンは借入利率が高いものの、支払先など決まっていないイベント計画時にも利用できる点が魅力の1つです。

それぞれの長所の活用によって、イベント費用を低い金利で借り入れできます。

ただし、それぞれのローンの審査内容は違うため、どちらか片方のみ審査に通る場合があります。

さらに、2件分のローンの手続きを行うため、その分時間も手間もかかります。

りそな銀行でイベント費用を借り入れする場合は、時間に余裕をもって手続きしましょう。

住信SBIネット銀行の多目的ローンは100万円まで収入を証明する資料の提出不要

住信SBIネット銀行の多目的ローン

住信SBIネット銀行の多目的ローンは使いみちを証明する資料の提出が必要ですが、フリーローンと比べて低い借入利率で利用できます。

さらに住信SBIネット銀行の多目的ローンには、フリーローンと同じく、以下の特徴があります。

  • 取引内容に応じて金利特典で最大年1.0%優遇
  • ATM手数料や他行宛て振込手数料の無料回数が増えるスマートプログラムのランクアップ対象
  • 取扱手数料がかかるものの借入利率は低め

従って、住信SBIネット銀行の多目的ローンも、住信SBIネット銀行をメインで取り引きしている人に向いています。

住信SBIネット銀行の多目的ローンの概要

ローン商品名多目的ローン
利用できる人・申込時年齢が満20歳以上で、最終返済時年齢が満69歳以下
・継続安定した収入がある
・保証会社の保証が受けられる
お金の使いみち支払先に直接振込可能な消費性資金
お金の使いみちを証明する資料の提出必要
借入可能額10~1,000万円(1万円単位)
借入利率年3.975~4.975%
金利特典取引状況に応じて最大年1.0%優遇
借り入れ住信SBIネット銀行普通預金口座に入金後、支払先へ振り込み。
返済期間1~10年(1ヵ月単位)
返済方法毎月元利均等返済
保証人、担保不要
保証会社株式会社ジャックス
保証料、手数料等取扱手数料として融資額の2%(消費税別)

上記のとおり、住信SBIネット銀行のフリーローンの概要と多くの項目が同じであり、金利特典の要件などにも違いはありません。

借入利率はフリーローンと比べて格段に低くなる

一方で、住信SBIネット銀行の多目的ローンとフリーローンの概要における相違点は、以下のとおりです。

多目的ローンとフリーローンの相違点

相違点多目的ローンフリーローン
借入利率年3.975~4.975%年4.775~12.0%
収入を証明する資料の提出が必要な基準申込金額100万円申込金額50万円
使いみちを証明する資料の提出必要不要
借入時の流れ住信SBIネット銀行の普通預金口座に入金後、すぐに支払先へ振り込み住信SBIネット銀行の普通預金口座に入金

多目的ローンは、フリーローンよりも格段に低い借入利率であるため、毎月返済額や返済総額をかなり抑えられます。

例えば、50万円を5年間で返済する場合、それぞれの毎月返済額と返済総額は以下のとおりです。

50万円を5年で返済する場合の毎月返済額と返済総額の比較

ローン毎月返済額返済総額
年4.975%の多目的ローン9,429円565,767円
9,429円×60ヵ月=565,767円
年12.0%のフリーローン11,122円667,293円
11,122円×60ヵ月=667,293円

上記のとおり、多目的ローンのほうが毎月返済額では約1,700円、返済総額では約102,000円も少なくなります。

毎月返済額や返済総額を抑えたい人は、使いみちを証明する資料の提出や支払先への直接振込など手間がかかる点はあるものの、住信SBIネット銀行の多目的ローンの利用を検討しましょう。

申込金額が100万円以下の場合収入を証明する資料の提出は不要

住信SBIネット銀行の多目的ローンでは申込金額が100万円以下の場合、収入を証明する資料の提出が不要であり、自己申告となっています。

従って住信SBIネット銀行の多目的ローンは、手軽に100万円以下の少額での申し込みができますが、審査に通る目的で実際よりも多い収入額の申告はしないようにしましょう。

万が一、100万円以下の申し込みで実際よりも多い収入の申告が住信SBIネット銀行に知られてしまった場合、一括で返済しなければなりません。

みずほ銀行の多目的ローンは変動金利と固定金利が選択可能

みずほ銀行の多目的ローン

何よりもみずほ銀行の多目的ローンには、メガバンクのローンである安心感があります。

そして、みずほ銀行の多目的ローンには借入利率に幅がない変動金利と固定金利が選択可能であるため、審査にとおるまで借入利率が分からないといった不安なく申し込みできます。

従って、みずほ銀行の多目的ローンは、安心して利用したい人に向いています。

みずほ銀行の多目的ローンの概要

ローン商品名多目的ローン
利用できる人・借入時年齢が満18歳以上満65歳以下で、最終返済時年齢が満70歳以下
・勤続年数または営業年数が2年以上
・前年度税込年収または前年度所得が200万円以上で継続安定した収入がある
・保証会社の保証が受けられる
お金の使いみち原則自由
お金の使いみちを証明する資料の提出必要
借入可能額10~300万円(1万円単位)
借入利率年5.875%の変動金利、もしくは年6.75%の固定金利
金利特典現在証書貸付ローンを利用中または利用実績がある場合、年0.1%優遇
借り入れみずほ銀行普通預金口座に入金
返済期間6ヵ月~7年(1ヵ月単位)
返済方法毎月元利均等返済
保証人、担保不要
保証会社株式会社オリエントコーポレーション
保証料、手数料等不要

みずほ銀行の多目的ローンでは借入金額が100万円を超える場合、使いみちを証明する資料の提出のうえ、借入後に領収証などの支払が完了した資料の提出が必要です。

一方で借入可能額は、申込金額とカードローンの利用限度額を含む他の無担保借入残高の合計額が、前年度税込年収の50%以内となっています。

変動金利か固定金利の選択が可能

みずほ銀行の多目的ローンでは、借入時に変動金利か固定金利の選択できるため、自分に合った借り入れができます。

変動金利と固定金利の概要

金利概要
変動金利毎年4月1日と10月1日に金利見直しを実施。
見直し後の借入利率は翌々月の返済日の翌日から適用。
固定金利借入時の借入利率を完済まで適用

変動金利は固定金利よりも低い借入利率ですが、年2回見直しにより返済額が変動する可能性があるため、借入利率が引き上げられた場合は毎月の返済が困難になる場合があります。

一方で固定金利は、完済時まで借入時の借入利率が適用されるため、事前に返済計画が立てやすいです。

変動金利と固定金利の特徴を理解した上で、無理なく返済できるほうを選びましょう。

カテゴリお金を借りる方法

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